「次世代省エネルギー基準とは」
地球温暖化防止策の一環として、国土交通省(旧建設省)より告示(平成11年3月)された「住宅に係わるエネルギー使用の合理化に関する基準」のことです。
「断熱性能」と「気密性能」を高めることで、無駄なエネルギーを放出しない為、一定以上の基準が求められます。
従来の新省エネルギー基準より、冷暖房用消費エネルギーを20%%削減させながら、
快適で健康的な住宅を実現させるための「家づくりの指針」となります。
住宅の省エネルギー基準の中でも最も重要なことは断熱性能で、この断熱性能の公的基準としては、
1980年に“旧省エネルギー基準”、1992年に“新省エネルギー基準”、1999年に“次世代省エネルギー基準”が定められ、
後者になるほど基準値が厳しくなります。断熱・遮断性能が強化された“次世代省エネルギー基準”は、省エネ/省資源、CO2削減を目標とした、
現在最も高いレベルの断熱基準です。