1.吸入有毒性試験 APPLIED BIOLOICAL SCIENCE LABORATORY
粉塵濃度300mg/日で肺・肝・腎・心・膵臓の変化を14日間チェックさせるも異常が無い。
2.急性有毒試験 (財)日本食品分析センター
セルロースファイバーを15g大豆油に懸獨。100mlとして、胃ゾンテにより強制経口投与した。経口LD50値は、雄3.75 雌3.98mg/kgで各々95%信頼限界がほぼ重複し、急性有毒の差がない。 LD50値はNaclより安全良好である。
3.皮膚一次刺激試験 (財)日本食品分析センター
併用家兎6羽のスリ傷皮膚、無処理皮膚共に赤斑・浮腫がみられない。
4.目に対する刺激 APPLIED BIOLOICAL SCIENCE LABORATORY
角膜、虹彩、結膜など目に対する刺激がない。
5.異変原性試験 (財)日本食品分析センター
ラット
腹膣内注入による復帰異変コロニー数の増加は認められず異変変異、誘起性は陰性である。
また、防燃、防カビを目的とする硼酸(ホウ酸)混入についての見解として、硼酸の有毒問題は医薬、食器、肥料などで、世界一厳しい米国公害環境規制のもと、粉塵の舞う中で作業者はマスクも着けておらず、皮膚吸収もなく、硼酸による有毒の低さ、蓄積残留はまったく懸念されていない。
参考までに硼酸公式データは下記の通りである。
致死量(経口) 大人15〜30g
以上の様に、セルロースファイバー断熱材は米国OSHA(職業健康安全委員会)により施工の際の人体への影響並びに居住者に対しては安全宣言が出されており、全く心配ないものと考えます。